フレンド関数

フレンド関数

関数をフレンド関数にすると私的部(Privateメンバ)にアクセス出来るようになります。

■フレンド関数の書式

friend 何らかの関数

※friendの宣言はpublicとかprivateとは関係なくクラス宣言の中ではどこにでも記述することが可能。

※特に、取り扱うクラスが2つ以上にまたがっている場合に便利。



■フレンド関数の例

#include <iostream.h>

#include <string.h>

#include <stdio.h> //getchar関数



class Test2; //Test2クラスの宣言



class Test1

{

private:

　int buf;

public:

　Test1(int buf2){buf=buf2;}

　friend int Add(Test1 *a,Test2 *b);

};



class Test2

{

private:

　int buf;

public:

　Test2(int buf2){buf=buf2;}

　friend int Add(Test1 *a,Test2 *b);

};



int Add(Test1 *a,Test2 *b)

{

　return a->buf+b->buf ;

}



int main(void)

{

　Test1 A(10);

　Test2 B(5);

　//フレンド関数はTest1.AddまたはTest2.Addではなくそのままの関数呼び出しで呼ぶ。

　cout<<Add(&A,&B)<<endl;

　getchar();

　return 0;

}



※結果は「15」と表示される。

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