■マクロとは？

命令の集まりで、いくつかの命令の集まりを1つにしたいうことで巨視的(マクロ)という。また、Cでは、前処理の置換対象になるものをマクロという。

■マクロの書式
単純マクロ	#define　識別子　置換文字列
引数付きマクロ	#define　識別子　（引数1,引数2・・・引数n）　置換文字列

<自作マクロのサンプル-数値を比較-> #include <stdio.h> #define MACRON 100　　　　　　　　　　　　　//単純マクロ #define BIGBIG(X,Y) ((X)>(Y) ? (X) :(Y))　//引数付きマクロ void main(void) { 　int buf; 　buf= BIGBIG(50,MACRON); 　printf("%dと%dでは%dのほうが大きいです。\n",MACRON,50,buf); 　getchar(); }

※結果は「100と50では100のほうが大きいです。」となります。

<定義済みマクロのサンプル-色々なマクロ-> #include <stdio.h> void main(void) { 　//ソースコードの行番号を取得するマクロ 　printf("現在%d行目を処理しています。\n",__LINE__); 　//ソースコードの名前を取得するマクロ 　printf("このプログラムのパスは%sです。\n",__FILE__); 　//ソースコードをコンパイルした日付を取得するマクロ 　printf("このプログラムは%sにコンパイルしました。\n",__DATE__); 　//ソースコードをコンパイルした時間を取得するマクロ 　printf("このプログラムは%sにコンパイルしました。\n",__TIME__); 　getchar(); }

Cの基礎のページへ